お知らせ

2013年10月04日

金属アレルギー検査(保険適応)始めました。

 金属アレルギーには、接触して発症する金属接触アレルギーと、食物や歯科金属などに含まれ、口腔粘膜や腸管から吸収される微量金属による全身型金属アレルギーがあります。
金属接触アレルギー:金属の接触部分による皮膚炎。金属パッチテストが陽性で、接触物にその金属が含まれていて、接触の回避により軽快すれば診断が確定します。
全身型金属アレルギー:経口摂取した食物(豆類、木の実、チョコレートなど)や歯科金属が溶け出し、1〜10%が腸管から吸収され汗、乳汁、涙、尿から排泄、残りは糞便中に排泄されます。アレルギー患者さんはその金属が生体内に吸収されることにより、掌蹠膿疱症・異汗性湿疹(汗疱)・扁平苔癬・貨幣状湿疹・亜急性痒疹・多形慢性痒疹など様々な発疹が出る事があります。

当院では金属パッチテスト(保険適応)を行っております。仮に陽性に出た場合には食物の摂取を制限したり、歯科金属を除去することで、皮膚の症状が改善することがあります。
手順
1.診察後、原因金属と推測される試薬を背中か上腕部の内側に貼ります。
2.2日後(48時間後)、3日後(72時間後)に医師が判定します。場合により1週間後に判定することがあります。
注意事項
1.検査日は当院の休診日の関係で火曜日と土曜日のみ行います。妊娠中、授乳中の方は受けられません。

2.テスト中は第1回の判定(2日後)が終わるまで入浴は出来ません。但し洗髪と下半身のみのシャワー浴は可能です。試薬を貼った部分は濡れないように保護しますが、絶対に汗をかいたり、濡らさないようにしてください。またかゆみが出る場合がございますが、かいたり、たたいたりしないようにしてください。ただしあまりかゆみがひどい場合は、はがして診察時間内にすぐ受診してください。

3.下着は必ず着用してください。また検査液が服につく場合がございます。テスト中は多少検査液がついても良い服を選んでください。

4.貼付部分が背中の場合、検査開始日朝からテープをはがす2日後まではブラジャーの着用はお控えください(貼付したテープがはがれるため)また2日後の判定時にマークをつけますが、消さないようにしてください。

5.検査することで、皮膚の症状が再燃、悪化する場合がございます。

6.テスト後に陽性反応が出た場合には、色素沈着が残る場合ございます。あらかじめご了承ください。

7.結果が陰性でも、皮膚疾患の原因であることがあります(偽陰性)。反対に陽性でも実際の皮膚に影響がないことがあります(偽陽性)。

薬を塗っても効果がなない方や塗るといいが中止すると再発するのを繰り返している方や手のひら、足の裏に水ぶくれや膿を伴った発疹が良くできる方は一度金属パッチテストを受けてみてはいかがでしょうか?
posted by そうとめ皮膚科クリニック at 19:02| Comment(1) | 日記